あれっ? いないじゃん !

ハリーポッターの熱心な信者の私は、映画を見て「ハリーっておもしろいよね」という友人に、「いやいや、ファンを語るなら原作を読まなくては。映像だけでわかった気にならないでよね」とエラソーに公言してきました。やっぱり原作のすばらしさを知ってから、加工されたものをみないとね・・・。

ところで、ン十年生きてきて、このたび初めて「アルプスの少女ハイジ」の原作 (もちろん日本語) を読む機会に恵まれました。
「ハイジ」といえば、私にとっては幼少のみぎり、日曜日の夜「カルピス劇場」で放送していたあこがれのアニメ。「テレビ一台、父親絶対、三姉妹の末っ子」の私に、テレビのチャンネル権があるはずもなく、翌日、学校で「昨日のハイジ、おもしろかったよねー」という会話に加わることもできずにいた、あのアニメ・・・・。リアルタイムでは見れなかったけど、そのあと何年もかけて再放送とかをつなぎあわせて見て「いつかスイスに行って、アルムのもみの木を見上げるの」と、すっかりファンになったつもりでおりました。すみません、原作読んでませんでした。

で、「昭和27年6月初版、平成18年改版初版」っていう現役の文庫本 (なんて訳者孝行な本でしょう!! ) をあらためて読んでみると、いやー、おもしろい。子供も夢中になるけど、大人だってもっと夢中になりそうなおもしろさで、真っ黒になった私の腹の中を洗い流してくれそうな清らかさ。やっぱり原作は読んでみるものです。
が、皆さんはもうご存じかもしれませんが、私にとってはとてもびっくりな事実が。あの、ハイジには絶対に欠かせない登場人物(ってか、犬だけど)のヨーゼフは原作には全く出てこないキャラだったのですねー。それなのに、ストーリーに欠かせないキャラにしてしまったアニメのすごさ。世の中、知らないことだらけです。(goma)

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